鏡とガラスの卒業制作展 「卒業制作応援プロジェクト」利用作品 ガラスの可能性

【卒業制作応援プロジェクト2025 参加作品】バイアス

バイアス01


こんにちは、広報担当のカガミショウコです。

今回は、「卒業制作応援プロジェクト」にご参加いただき、透明ガラスをお使いいただいた学生さまの事例をご紹介いたします。
テーマは、人が無意識に持っているバイアス(偏見)。
同じ映像であっても、与えられた情報によって見え方が変わってしまうということが体感できるインスタレーション作品です。
思わず、なるほどと実感できるかと思います。

どうぞご覧ください!

作品情報

【制作者】 黒松 航太郎 さま
【学校名】 大阪芸術大学
【提供商品】 透明ガラス(フロートガラス)厚さ5mm

【作品タイトル】
『バイアス』(2025)

制作者コメント

高さ1800mm 幅900mm 厚み5mmの板ガラス2枚に喫煙に関するアンケート調査用紙を挟み、そこに「タバコを吸う直前の動作」をする人々の映像を投影した作品。
一方の板ガラスには非喫煙者へのアンケート用紙のみを挟み、もう一方には喫煙者へのアンケート用紙と喫煙銘柄の画像を挟んでいる。

投影される映像はあくまで「何かを探す動作」でしかないが、スクリーンに付与された属性により、鑑賞者は無意識に一方を「タバコを探す動作」と捉えてしまう。
投影される映像は全く同じであるにもかかわらず。

また、ガラスは映像を透過する。よって映像はアンケート用紙に投影されたものと、透過され背後の壁に映るものに分かれる。
これは、鑑賞者がアンケート用紙と映像という断片的な情報でしか人物を見ることができないという表現でもある。

レビュー

私は以前より、板ガラスを用いた作品制作をしてきました。
卒業制作に際し、大規模の板ガラス作品を構想しました。

しかし、幅180mmにもなる大型の板ガラスとなると、その材料費は一学生にはかなりの重荷となります。
そんな折、同級生より株式会社コーワ様の卒業制作応援プロジェクトの存在を知り、応募させて頂きました。
10万円もの支援は大変ありがたく、微々たる自己出費で大型の板ガラスを4枚も入手することができました。

届いた板ガラスは大型であるにも関わらず傷一つなく、丁寧な梱包で感銘を受けました。
私の作品が板ガラスの形状が変わらないということもありますが、完成作品の梱包にも再利用できるほどでした。
担当者様の対応も迅速かつ丁寧で、こちらの拙い対応にも温かく対処してくださり、大変助けられました。

ガラスという素材が元来持つ冷たさ、神秘性はアクリルなどの透明素材では表現し得ない重みと説得力が出ると私は考えます。
大型の板ガラスという滅多に扱えない素材を扱うこのような機会を与えていただき、満足に扱えたことは大変よい経験となりました。

大変大変、お世話になりました。

ギャラリー

完成作品

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バイアス03

バイアス04

バイアス05

バイアス06

バイアス07

バイアス08

 

制作工程

バイアス09

広報担当 カガミショウコより

卒業制作という大切な作品に、弊社のガラスをご使用いただきましたこと、心より嬉しく思います!

「ラベルひとつで人は同じ映像を違うものとして見てしまう」
ということを作品を通して実感いたしました。

まるでタバコを探しているように見えたり、タバコによる影響を連想してしまったりと、自分自身の中にある無意識の偏見にも気づかされるようでした!

材料のひとつとして、透明ガラスの「透過する」という特性が作品の表現に活かされており、黒松さまの制作のお手伝いができていればとても嬉しく思います。

これからの黒松さまのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

社長 安藤より


ご卒業おめでとうございます!

人は、ほんの少しの情報だけで物事を決めつけてしまうものですね。
今回の作品を拝見して、同じ映像でも与えられた情報によって見え方が変わるという点が印象的でした。
普段の生活でも、知らず知らずのうちに同じようなことをしているのかもしれない、とハッとさせられました。

ガラスという素材の「透過する」という特性も作品の表現にうまく活かされていて、素材の面白さを感じました。
これからも固定観念にとらわれない、面白い作品をたくさん生み出してください。

応援しています!

アート制作における鏡・ガラスの活用について

学生の方だけでなく、美術・芸術作品の展示空間においても、鏡やガラスを用いた演出は年々増えています。
円形・四角形はもちろん、ご希望の形状でのオーダーカットにも対応しております。
アート制作に使用する鏡やガラスについても、どうぞお気軽にご相談ください。

▼3つのビックリキャンペーン
3つのびっくりサービス

卒業制作応援プロジェクト

コーワは、卒業制作鏡やガラスを使用したアート作品づくり全力で応援しております。
これまで多くの学生が卒業制作で使用する板ガラスや鏡について相談してきましたが、材料費が高く断念することもありました。
社長・安藤の「学生の創作活動を支援したい」という想いから、2024年度より全額(上限10万円)を支援するプロジェクトへと拡充しました。
学生たちが材料費を気にせず創造力を発揮できるよう、全力で支援いたします。

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▼卒業制作応援キャンペーン・卒業制作応援プロジェクト
ご参加の作品はこちらからご覧いただけます。

ライター

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新人広報 カガミショウコ

新人広報として、ガラスと鏡に関する正しい知識や情報、 トラブル回避の豆知識などを発信していき、お客様のお力になれるよう、しっかりサポートします!