【動画】ネコロボ事件簿「鏡の黒いシミ」
2025/02/05
鏡についてる黒いシミ...

ネコロボ
お風呂の鏡に黒いシミが!! カビ?汚れ?気持ち悪ーい。博士、助けて~。

博士
ネコロボ君、鏡の黒いシミのことだね。お風呂や洗面台の鏡に黒いシミみたいなものができて、少しずつ広がることがあるよね。
カビかな?それとも汚れ?見た目も悪いし、イヤだよね。
カビかな?それとも汚れ?見た目も悪いし、イヤだよね。


博士
よーく見ると、黒いシミは、表面じゃなくて、奥の方に付いているのがわかるだろ?
直接は触れないはずだよ。黒いシミの正体は『サビ』なんだ。
直接は触れないはずだよ。黒いシミの正体は『サビ』なんだ。
正体は「サビ」?!

ネコロボ
えー?サビ?! 取れるの?

博士
サビができるメカニズムを説明するね。鏡の裏面には銀膜の上に銅をメッキして、仕上げに保護塗料を塗ってあるんだ。
でも、オーダーカットで加工した側面は、金属膜が露出してしまうんだよ。
水分が多い浴室などでは、側面から金属が錆びてしまって、それがゆっくり広がるんだ。
でも、オーダーカットで加工した側面は、金属膜が露出してしまうんだよ。
水分が多い浴室などでは、側面から金属が錆びてしまって、それがゆっくり広がるんだ。


博士
鏡にポツっと黒いシミが現れることもあるんだよ。裏面の両面テープが吸収した水分や薬品で保護塗料が劣化して、水分が金属膜まで行ってしまうのが原因なんだ。


博士
残念なんだけど、一度付いたサビを取ることはできないから、鏡を交換しないといけなんだ。鏡はネットで簡単にサイズオーダーできるから、自分で交換してみよう!
黒いシミを付けないために

ネコロボ
交換しないといけないんだね。でも、新しい鏡に黒いシミを付けないためにはどうすればいいの?

博士
新しい鏡を注文する時は、防錆加工(ぼうさびかこう)がおすすめだよ。
金属が露出してる切断面にエポキシ樹脂塗料を塗って、水分と金属が触れないようにするんだ。
金属が露出してる切断面にエポキシ樹脂塗料を塗って、水分と金属が触れないようにするんだ。


博士
裏面の保護をもっと強くするために、カッティングシートなどの、防水性フィルムを全面に貼っておくこともおすすめだよ。万が一割れた時の飛散防止効果もあるしね。

鏡を長持ちさせるには

博士
鏡を長持ちさせるために気を付けてほしいことを説明するよ。
水分や薬品や洗剤などが長時間残らないように、水洗いをして、しっかり換気をしてほしいんだ。
また、強酸、強アルカリ、有機系溶剤が付かないように注意して、もし付いた場合は、すぐに水洗いして、水分を拭き取ってね。
水分や薬品や洗剤などが長時間残らないように、水洗いをして、しっかり換気をしてほしいんだ。
また、強酸、強アルカリ、有機系溶剤が付かないように注意して、もし付いた場合は、すぐに水洗いして、水分を拭き取ってね。
まとめ

博士
●鏡の黒いシミは金属膜の「サビ」。
●サビは一度付いたら取ることができないから、鏡の交換が必要だよ。
●新しい鏡に変えるなら、必ず防錆加工をして黒いシミを予防しよう。
●サビは一度付いたら取ることができないから、鏡の交換が必要だよ。
●新しい鏡に変えるなら、必ず防錆加工をして黒いシミを予防しよう。

博士
ネコロボ君、黒いシミの正体、わかったかな?

ネコロボ
うん、わかったよ!ありがとう!
新しい鏡に交換して、ちゃんと予防するね♪
新しい鏡に交換して、ちゃんと予防するね♪
ライター
博士
鏡とガラスの専門家・ドクターKです。「博士」と呼ばれています。皆さんがよく巻き込まれるトラブルの原因やメカニズムを動画やコラムでわかりやすく解説します。