鏡の事件簿

こんなに違う!大型ミラーの選び方

大型ミラー



こんにちは、安藤です!


前回はダンスの練習にはどんな鏡が良いのか、場所に適した鏡の種類を解説しました。

今回はそれらの鏡の特徴をもう少し突っ込んでくわしく説明したいと思います。

鏡の特徴が分かればきっと失敗せずにベストな選択ができるはずです。

目的に合わせて素材を選びましょう

例えば野球の練習に使う鏡なら、屋外でたくさんの人が同時に使う場合と、自宅のガレージに置く場合では、選ぶべき鏡の種類は全然違います。

野球の練習に限っても、バッティング練習に使う姿見とピッチングフォームを確認する姿見も選ぶポイントは違います。

様々な種類の鏡が発売されているので、大きな鏡を買う時はどうか間違えずに、ベストなチョイスをしてください。


今回は主にスポーツの練習に使う大型ミラーについて解説をします。


使用場所と使い方について

鏡を購入するにあたって、まず自分がどんな場所どのように使うのか整理してみましょう。

使いやすい鏡が手に入るだけではなく、無駄な機能を省くことで安い鏡が見つかるかもしれません。


・部屋の広さ

広い部屋の場合は特に歪みが重要になります。ただし広くても自分と鏡の距離が近ければ影響は少ないことは覚えておいてください。

遠い距離にある物が歪むだけなので気になる方は少ないです。


・使用する人

自分だけで使うか不特定多数で使うかでメンテナンス性安全性映りへの許容度が変わります。

あなたが「きれいに映っている」と感じていても、大勢の人の中には少しの歪みを騒ぎ立てる人が必ず出てきます。人が集まると何かと厄介ですね(笑)


・固定するなら

ウォールミラーも、永久に貼付けておくのか、2~3年で移設させる可能性があるか、で施工方法が変わりますよね。

板鏡を貼るか、背面ボード付きのミラーを仮設することも可能ですし、突っ張り式の大型姿見もあります。


・移動するなら

キャスターミラーが必要なのか、スタンドミラーで充分なのか、階段があるのか、車に乗せることはあるか、などを考えましょう。

場合によってはキャスターが邪魔になることもありますし、値段が高ければいい姿見ということではありません。


・安全について

大型ミラーを扱う上での主な危険とは、物がぶつかって破損することや、風や人が当たって転倒することがです。

その中でももう一歩深く、どういった事故が起こりそうなのかをシミュレーションすることで選ぶ鏡が変わってきます。

完璧な鏡は存在しない!?

ご相談者様のご希望をお聞きするまでもなく、皆様が欲しい鏡とは、もちろん・・・


「安全で割れなくて、軽くて、映りがきれいで、長持ちして、安い物」


であることは間違いありません。

そんなミラーが作れないかとわたし達も考えているのですが、申し訳ありません。今のところすべてを完璧に叶える姿見はありません


薄い強化ガラスで鏡を作ったらどうでしょうか?」→反りがひどくてとてもゆがみます


「金属を高精度に研磨して完全に平らな下地に貼るのは?」→とんでもなく高額になるでしょう。


アクリルなら?」→温度によって大きく歪み、静電気で汚れが付き、拭くとがつきます。


などなど、何かを優先すれば、必ず他の何かが劣ります。それが現実なのです。

鏡を比べて選びましょう!

大型鏡を比べるために必要となる要素を、6つ考えてみました。


①重量

取付時や移動させる時に、軽いことは重要です。安全操作性に影響します。


②耐久性

使い方によっても変わりますが、どれぐらい長く快適に使うことが出来るかです。


③料金

もちろん販売価格が安いにこしたことはありませんが、ランニングコストも重要ですね。


④映り

映りの中でも、「歪み」「明るさ」「表面の粗さ」の3要素があります。


⑤デザイン

フレーム、キャスター、背面のデザインは気になりませんか?


⑥保守整備

鏡面が汚れたときに、お掃除はしやすいでしょうか?もし損傷したときには、どんな対応が必要でしょうか?


大型の鏡をご購入される時には、これらを比較しながら最適なものを選ぶようにしましょう。

大型のガラスミラー


いきなり物騒な写真を使いましたが、

ガラスミラー=割れて怖い

という欠点だけでガラスミラーを語ることはできません。


どんな長所があるのでしょうか?また、ガラスミラーの使用に適した場所とはどんな所なのでしょうか?

ガラスミラーの特徴

ガラスミラーは、もっとも一般的な姿見で、はるか大昔から使われてきました。


きれいな映り耐傷性料金の安さなどが優れていて、世の中のほとんどの姿見はガラスで出来ています。

傷に強いことは、ガラス以外のミラーにはない最も重要な長所といえるでしょう。


欠点としては重量が重いことと、割れることです。

ただし割れるといっても、飛散防止加工をすることで万が一の場合でも大きな事故にならないようにすることは可能です。


実際にほとんどの大型ミラーには飛散防止加工が施されていることと思います。つまり残る問題は重量だけです。

もしも軽いガラスミラーが発明されれば無敵ですね。

こんな方におすすめ

特に大型ミラーの場合は、映りがきれいなので大人数が使用する広い空間に向いています。

ジムやダンス教室など広くてたくさんの方が使う場所に使われます。


とにかく安く1枚当たりの価格を下げたい場合はガラスミラーです。

ただし自分で壁に貼る場合は、取付作業や取扱いに自信がある方だけにお勧めしています。

注意するべきポイント

重量について、1m×2mの姿見(ガラス5mm厚)で約25kgになります。

移動式なら、キャスターや枠まで含めて40kg以上になるものもありますので、総重量には注意してください。


いくらキャスターがあっても、階段を移動させたり車で運ぶ場合はもっと軽量のミラーをお勧めします。

また、破損や転倒事故が怖いため、野球のバッティングやゴルフのフォームチェックには、移動式のガラスミラーは控えた方がいいかもしれませんね。

大型のアルミミラー

ガラスミラーの使用が困難な場合、次の候補はアルミミラーだと思います。


今回の記事は、あくまでもスポーツ用大型ミラーとして使う場合についての記述ですのでご注意ください。


アルミミラーの特徴

割れない鏡として、昔はアクリルミラーが使われたことがありました。

しかし、あまりに歪みがひどいために最近はアルミミラーにその地位を奪われました。


三菱ケミカルが製造しているアルポリックfr/RFというのが元の商品名となります。

樹脂の心材をアルミの表面で挟んだサンドイッチ構造の不燃建材です。

ガラスより軽くて割れないという長所がありますが、ガラスより値段が高く少し映りが劣るという欠点があります。

こんな方におすすめ

幼稚園や小中学校など、子供が使う場所に設置する場合、軽くて割れないアルミミラーはとても重宝されています。

また、屋外へ持ち出す場合でも楽に運べます。


また、野球やゴルフなどのスイングをチェックする際、近くにガラスがあると、ぶつかったときに割れてしまうのが怖いですよね。

アルミだと、万が一硬いものがぶつかっても割れないので安心です。


特にキャスター付きスタンドタイプのミラーを選ぶ際は、壁に貼りつけるよりも事故の危険が低いこと、軽いほうが移動しやすいことから、ガラスミラーよりもアルミミラーがお勧めです。


また、よくお問い合わせいただくのが精密機器や食品の工場などです。

これらの場所では、万が一の異物混入事故を防ぐために、アルミミラーを採用されることが多いです。

注意するべきポイント

アルミミラーの欠点は歪みです。


どれぐらい歪んで見えるかというのは、使用環境や見る人の感じ方による部分が大きいです。

どれぐらい歪んで見えるのか」と、販売店にいくら言葉で聞いてもあまり意味はないと思います。


実際にアルミミラーを現物カットサンプルで見てから購入するか検討しましょう。

サンプルを見るときは実際に使う距離まで離して確認しましょう。近くで見ていても欠点である歪み方はわかりません。

大型のフィルムミラー

絶対割れなくて、とっても軽くて、とってもきれいに映る鏡があります。

この鏡に、あとどんな欠点が残っているというのでしょうか?


それは、料金が高くてメンテナンスが大変なことです。

やっぱり残念なことですが、完璧な鏡はありませんね。


もちろんこのフィルムミラーがとても適した場所もあります。ご予算があればご検討ください。

フィルムミラーの特徴

フィルムミラーは、透明なポリエステルフィルムの裏面にアルミを蒸着(メッキ)したものを、シワにならないように特殊な技術でフレームにピーンと張りつけたミラーです。


映像をきれいに保ちながら強度も保つために、絶妙な距離で下地のボードから浮かせています。

そのため、何かが当たって押されても簡単には傷ついたり破れたりはしません


大きな面積の鏡面が、きれいに安全に使用できるノウハウが詰まっています。


ガラスミラー以上に光の反射率が高く鏡としては優れていますが何より高額なことが欠点です。

横幅90センチのキャスター付きが10万円を超える値段です。


こんな方におすすめ

ご予算に余裕があり、何としても安全できれいなものが必要な場所にはおすすめです。

スポーツジムやバレエ教室での使用が多いです。


メンテナンスと取り扱いが難しいので小さなお子様がいる場所ではひやひやしますが、ご自宅用に購入されることも多いです。

注意するべきポイント

軽くて割れないとはいえ、ある意味では繊細な商品なので屋外への移動や梱包して移動させるなどは難しいとお考え下さい。


フィルムの破れやフレームの破損で使用ができなくなります。

高額商品なだけに破損したときのダメージは大きいです。


お子様用に、と考えることもあるかもしれません。ですが、扱いが荒いお子様には頑丈なアルミミラーの方が良いかもしれませんね。

大型ミラーもネットで買えます!

つい十数年前では大型の鏡を通販で買って自宅まで届けてもらうことなど考えられないことでした。今では割れなくて軽い鏡がネット通販用に開発されたり、割れない梱包方法が確立して全国に宅配できるようになりました。


値段もずいぶん安くなったものです。問題といえば、運送会社が破損事故を怖がって、いい条件では運んでくれないことでしょうか?大型ミラーを取り扱うためには、運送会社と強い信頼関係がある会社でないと難しいと思います。

安心安全の配送です

大型商品となると、配送時の破損が気になるかと思います。

配送前の梱包について、こちらの記事で解説しております。

安心安全の配送体制をぜひ確認してみてください。




ネコロボ
どうやって大きな鏡が配送されてるのか紹介しているよ、ぜひ読んでね!



鏡をネットで購入するなら

今回紹介した鏡はこちらのサイトにて販売しております。

お気軽に見積もりを作ることができますのでぜひご利用ください。


見積もりの時点でメールアドレスなどの個人情報を送る必要がありませんので、見積もり後に気が変わっても営業メールがしつこく送られてくるようなこともありません。安心してお使いください。



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購入される際には、これ以外にもたくさんの疑問があるかと思います。

ご不明な点があればこちらからお問い合わせください。私たちが力になれるかもしれません。



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大型ミラーについてほかにもわからないことや困ったことがあればプロに相談してみよう!

まとめ

スポーツ用の大きな姿見は値段が高ければいい物とは限りません。

たくさんの種類があるので、自分の用途にぴったり合ったものを、よく吟味して購入するようにしましょう。


ガラスミラーは割れることと重いことを除けば、ほぼ欠点はありません

ご予算重視ならほぼ間違いはありません。


アルミミラーは少し映りが悪いことを除けば、ほぼ欠点はありません。

映りなんて気にしないというなら最強のミラーです。


フィルムミラーは値段が高くてか弱い」ことを除けば良い姿見です。

予算があって慎重に扱うならお勧めです。




ライター

安藤

安藤

この道30年。ガラス、鏡のことなら何でもおまかせ! 寝ても覚めても頭の中はガラスと鏡でいっぱい(笑) 正しい知識でガラスと鏡の購入をしっかりサポートします。